MECT2025 にて 10月7日リリース予定の Vericut バージョン9.6.1 をご紹介いたします。
また、Vericut Icam ポストの新バージョンV26や、多くの方にご興味いただいているVericut オプティマイザーもご紹介。
MECT2025にご来場の際は、ぜひCGTechブースにお立ち寄りください!
Vericutの最新リリースでは、2つの画期的なAI機能が利用可能になりました。
Vericut Assistant(VA) は、Vericutソフトウェア内に統合されたAIサポートを提供します。Vericut Intelligence(VI)は、簡単にアクセスでき、シンプルに利用できるインテリジェントなVericutナレッジハブです。
オートディフの結果は、オートディフ実行後にレビューアーファイルを保存することでレビューアー内で表示できるようになりました。
さらに、ユーザーインターフェースには HUD(ヘッドアップディスプレイ)ステータス表示コントロールやカスタムホットキーが追加され、より迅速で直感的な操作が可能になりました。
3D PMIデータ(寸法、注記、および ISO 10303/STEP AP242 に準拠した詳細を含む)を取り込み、表示することで、検査およびコンプライアンスのプロセスを強化できます。
SmartPATH最適化に新しい命令(SMARTP/SAFPOS)が追加され、工具交換やホームポジションで最適化モーションの開始・終了を制御可能になりました。新しいアルゴリズムにより、境界ジオメトリを定義してストック(素材)への安全なアプローチを実現し、SmartPATH生成動作における工具長補正の制御を改善します。
Vericutを併用しているIcam ポストユーザーは、GENER ランチパネルから、あらかじめ生成されたVericut プロジェクトファイルを指定できるようになりました。
これによりGENERは、ポスト処理中に使用する補正値をVericutから取得し、機械のオーバートラベルや実際の工具長をより正確に算出できます。
新しいマクロ関数 $FCLINFO() が追加され、今後の CL データに関する情報を取得できるようになりました。これは $FINFO() と似ていますが、選択的な高速情報先読みを行うため、実行速度が大幅に高速化されています。
新しい診断イベントマクロが「起動/終了手順」および「CE イベントマクロ」セクションで利用可能になりました。このマクロはGENERまたはCErun 実行時に発生するランタイム診断を「取得」することができます。さらに、Virtual Machineでの実行時には、VM診断も取得することが可能です。
新しいVericut オプティマイザーを使用すれば、最適化された加工プロセスを最大限に活用できます。この最新のスタンドアロン型NCプログラム最適化ソリューションは、Vericut ベリフィケーションライセンスなしで使用可能です。
工具のインポートや作成、ストックやNCプログラムのプロジェクトツリーへの割り当てまで、Vericut オプティマイザーは加工効率を向上させる多彩な機能を備えています。
Vericut オプティマイザーは、APT/CLファイルやGコードのNCプログラムを、ほぼすべてのCAD/CAMシステムから最適化できます。また、2軸から5軸のCNCマシンにも対応しています。
CNCマシンと接続し、プリチェックおよびポストチェック機能から収集された重要なデータを活用して、現場での正確な動作をモニタリングします。